末っ子悪女、世界滅亡を阻止します！

「この世界はめちゅぼう…ううん、滅亡するの…？」 かわいいだけで何もできない、ワガママし放題のお嬢さま―― 「なんでよりによって私が、ディアーナ･カルティエなのぉぉッ!?」 うっかり転んだ衝撃で、自分の前世が平凡な大学生だったことを思い出した。 今の自分が、前世で愛読していた小説の登場人物だということ。 そして真の悪役に洗脳されて、世界滅亡に加担した悪女、ディアーナ･カルティエだということも―― 「この世界は滅びる…でも私がそんなことさせない！」 まだ子どもだけど関係ない。 世界滅亡をこの手で阻止して、家族も家門も守ってみせるんだから！